公益財団法人おおいた共創基金は、行政、民間企業といった従来の組織では十分に対応しきれない新しい地域問題を解決しようとするボランティア団体、NPO法人、コミュニティ団体等が行う活動に対して、公益活動を支援したい県民や民間企業、NPO等から必要な資金を募り、これをNPO等の活動支援に活用することにより、公益活動を強化するとともに、県民全体で公益活動を支える意識の醸成を図り、すべての主体が公益を支える地域社会を創造することを目的にしています。
 近年、少子高齢化や過疎化の進行等により行政の手が届かない新たな住民ニーズがますます増えています。今後、地域の環境を守り、県民の安心・安全な暮らしを維持していくためには、地域課題の解決に取り組むNPO団体の活動が必要不可欠です。
 公益財団法人おおいた共創基金では、NPO団体が円滑に事業実施できるよう支援するため、以下の事業に取り組んでいます。
 

OA機器助成事業

大分県内で地域貢献活動に取り組むNPO(NPO法人及び任意団体)に対し、活動に必要なOA機器(ノートパソコン、プリンター、プロジェクター)を助成する事業で、平成27年度から実施しています。

基盤強化支援事業

NPO団体が寄付金集めのノウハウを身につけることによりその基盤強化に取り組み、地域課題の解決に向けた活動に対して平成28年度から本事業を行っています。

伴走型支援事業

NPO団体が、他のNPO団体や企業等の多様な主体と協働して行う地域活性化又は地域の課題解決などふるさと創生を推進する取組を支援することにより、NPO団体同士や多様な主体との連携促進、NPO団体の育成及び県民全体で支える地域社会の創生を目指す事業です。

休眠預金事業

冠助成事業

「めじろん冠助成事業」は、資金提供者名を冠とする事業で、社会貢献活動(CSR)に関心の高い企業・団体や地域貢献活動に関心のある個人の方にスポンサーとなっていただき、その意向に沿った活動を行う県内のNPO団体に対し資金面の支援をしていただくことで、地域課題の解決と県民福祉の向上を図ることを目的としています。
 寄付される方の「社会貢献したい!」「大分をより良くしたい!」「こんな地域・社会にしたい!」という思いを、課題解決と未来創造に取り組んでいる県内のNPO団体を応援することで、社会に役立てることができます。

マッチング

少子高齢化や過疎化の進行等により、多様化した地域課題の解決を図るためには、NPO団体の公益活動を、県民全体(県民・行政・企業等)支える体制が不可欠です。
そのため、基金では、情報提供の場としてのマッチングサイトを立ち上げました。